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弊社の社長含め、全国を行脚している社員による、全国パチンコホール様の素敵な取組みや、エリアで感じたことを、思いのままに綴ったブログです。是非ちょっとした休憩にお読み頂けましたら幸いです。               プラスアルファ社員一同
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著:野島崇範

ユニクロ銀座店のから学ぶシリーズ②
“お客様の個別ニーズに合わせた情報化”
 
本ブログのテーマは情報の個別化です。
 
お客様が購買する際、当然の事で
私が言うまでもないかもしれませんが、
購買の意思決定要素はお客様によって異なります。
 
もう少し具体的に言うと、
全く同じ服を買うという行為でも、
その商品を買う決め手は、
色が好み/デザインが好み/価格が・・・など、
お客様によって千差万別です。
 
ユニクロ銀座店のヒートテック専門売り場では、
そんな当たり前を言語化しています。
 
上図は、過去~現在までの
ヒートテックの「売上枚数」の推移グラフ(※既に3億枚突破)
≪仮説≫群集心理に惹かれるお客様に向けたメッセージ
 
下記URLは過去のヒートテックの
苦労話を交えた「試行錯誤」や「進化」のストーリー
≪仮説≫商品の歴史を物語化した共感共鳴に惹かれるお客様に向けたメッセージ
 http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/8e1195215c58661766e54b686105cf4b/1363054967
 
下記URLは「ヒートテックの要 4つの繊維」や
「ヒートテックと環境」についての詳細文章
≪仮説≫機能性重視のお客様+エコなど環境に配慮しているお客様に響くメッセージ
 http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/8e1195215c58661766e54b686105cf4b/1363054968
 
などなど、
ヒートテックの売り場コーナーでは、
同じヒートテックを売り出しているにも関わらず、
情報発信のアプローチや角度、切り口は全く異なります。
 
それも、全てお客様の趣味思想が大きく異なるからです。
パチンコ店でも同じ機械台でも様々な角度からアプローチできれば、
その機種を支持するお客様はもっと増えるかもしれません。
※ただし、お客様に既に支持されている人気の機械台に限定する必要はあります。
 
次回は、銀座ユニクロシリーズの最後です。
ドキドキ・ワクワクする売り場とは?
 

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著:野島崇範

ユニクロ銀座店のから学ぶシリーズ①
“滞留時間における情報の適正化”
 
上図は、ユニクロ銀座店の
12階のヒートテック専門の売り場における
「あたたかめーる」という企画の事例。
 
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「あたたかめーる」とは?
郵便局とユニクロのコラボレーションにより
生まれた郵便商品です。ヒートテックに、
メッセージが記入できる送付専用シールと
切手を貼ってポストに入れるだけで、
大切な人に心のこもったメッセージが
ヒートテックとともに届きます。
記述抜粋先:http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2011/10/102015_mail.html
---------------------------------------------------------
 
今回の伝達力の着目ポイントは、
企画の優劣というテーマではなく、
「お客様の滞留時間に合わせた情報内容量」です。
 
お客様の売り場空間において、
私が言うまでもないかもしれませんが、
場所によってお客様が留まる時間は全く異なります。
 
つまり、上図の場所はお客様の滞留時間が短いため、
イラスト形式でシンプルに情報伝達している事が見て取れます。
 
しかし、下図をご覧ください。
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/8e1195215c58661766e54b686105cf4b/1363054648

 上図の告知場所は、
休憩スペース前のカウンター上に設置されている
滞留時間の長い場所の情報発信物です。
 
同じ「あたたかめーる」の企画に関わらず、
上図の事例と比較すると情報内容量が多い事が
見て取れるのではないでしょうか?
 
パチンコ店でも、同様に滞留時間の異なる場所で、
お客様の行動につながる情報内容量となっていますか?
 
魅力ある売り場づくりのための、その1は、
お客様に自店の魅力が伝わる適正な文字量の意識に
注力してみてください。
 

 

著:野島崇範

東京都内の荻窪駅から徒歩3分。
さかな屋「東信水産」の売り場がお客様目線に変身?
 
なんと、上図のように『調理時間』で売り場コーナーを!!!
 
ほとんどのさかな屋さんは値段や、
釧路産のサンマなど、産地表示で
売り場コーナーを作るのが通例です。
 
しかし、この通例の概念は売れる時代の概念ですよね。。。
 
売れない時代は、やはりお客様目線で
売り場を作らなければ淘汰される時代です。
 
では、この東信水産の事例から紐解いていきましょ。
 
まず、そもそも、
(1)
料理を作れる人っと大枠で括ると、
ほとんどの女性や最近のブームで
男性でも料理は作れるようになってきました。
 
しかし、料理の技術はどうでしょうか?
当然、個々人によって大きな差があるはずです。
 
(2)
ここ最近、株価が続伸しているとニュースで聞きますが、
実態経済とは反映されていません。
そのため、共働きが当たり前の時代ですよね!?
平日の料理を作る時間に限りがあります。
 
ただし、所得格差は開く一方なので、
当然、時間を持て余しているセレブ主婦もいます(笑)
 
 
つまり、(1)+(2)の側面を見ると、
料理時間の格差が今まで以上に大きく生まれています。
 
そのため、東信水産さんでは、
どの食材を使えば、
どのような時間で、
どのような料理が作れるのか、
見える化をした売り場コーナーを作っているのです。
 
 
 
お客様のニーズを見える化をした売り場は、
言わずもがな売上はアップしています。
 
 
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では、いつもと同じようにパチンコ店で
今回の事例を考えてみましょう。
 
1円パチンコを含めて低貸玉が、
加速度的に全国の設置台数シェアを高めています。
 
昔は、1円パチンコを設置すればお客様に座って頂けた時代。
しかし、現在は最新台を導入しても満台にならない!?
 
しかし、そもそも低貸玉コーナーで遊技するお客様は、
基本的に時間消費型のお客様です。
 
つまり、東信水産さんのように時間の見える化をして、
この台は1,000円で○○分遊べますと謳えば!?
 
よりお客様が機械台を選びやすい遊技環境になるかもしれません。
 
あくまで、個人的な仮説です(笑)
もちろん弊害もあると思いますが、
売り場をお客様ニーズに変化・対応させなければならない時代なのは、
間違いない事実ではないでしょうか?
皆様、大変ご無沙汰しております!
新入社員の河合でございます!
今回は、山手線沿線で展開されている店舗にフォーカスして記載します。

東京に住んでいるのに、山手線沿線でパチンコ店の激戦区は!?
といわれると片手で数えれる程度しかわかっていないことに危機感を感じ、
新入社員の私は下記の条件で山手線沿線の店舗視察をしました。

対象
①山手線の駅29駅
②駅から半径約500メートル
店舗数でいうと110店舗対象

その中でいくつか面白いことが見えてきました。
今回はその第一弾です!
渋谷駅と巣鴨駅の店舗調査をピックアップ致します。
渋谷と言えば、若者の街というイメージですよね。
反対に、巣鴨と言えばお年寄りの街のイメージが強いかと思います。
では、実際にそれぞれの地域に住んでいる年齢層には、
どれほどの違いがあるのでしょうか?

      渋谷       巣鴨
20代・・・15.9%      17.3%
30代・・・21.3%      18.5%
40代・・・15.2%      13.2%
50代・・・11.9%      12.6%
60代・・・24.5%      26.8%

この上記の数値を見て頂きますと、あまり変わらないというのが率直な感想です。

ただ明確に違いますのは、高齢者単独世帯割合数です。
関東全域でみても巣鴨は239位中断トツの2位です。
ちなみに渋谷は16位とこちらも意外と高いことに驚きました。

早速ですが、渋谷と巣鴨のパチンコ店の低貸玉比率はどうなのでしょうか??

【渋谷】 渋谷駅近隣店舗4店舗
マルハン/楽園/日拓エスパス/ガイア
パチンコ総設置台数:2.391台→1パチ総設置台数:329台(15.9%)
スロット総設置台数:1.516台→5スロ総設置台数:128台(8.4%)

【巣鴨】 巣鴨駅近隣店舗3店舗
巣鴨会館/ニュー太平/クラブニューヨークTOYKOすがも店
パチンコ総設置台数:929台→1パチ台設置台数86台(9.2%)
スロット総設置台数:351台→低貸スロなし

実際に、調べてみますと高齢者が多いというイメージの巣鴨商圏ですが、
パチンコの低貸玉比率は、10%を切っている結果となりました。

高齢者の方は限られた金額で、時間が比較的あるので、客滞留時間を延ばす、
低玉低スロが多いと思いがちですが、この結果からすると真逆の結果となりました。
先入観を捨て、数値に基づいてひも解くと自店の商圏エリアにも何かクセがあるかもしれませんね!



著:野島崇範


久しぶりにパチンコ店のネタを書きます。。。


意味不明なタイトルでスタート(笑)


現在、パチンコ店の売り場づくり、
本当に勿体ない状態なんです。

個人的には結構、危機的状況だと思っています!

では、その事を詳細にお伝えするため、
話は若干ズレますが、話の全体像をまず。

2009年より当社では店舗の
「告知バランス率」という数値を計測しています。

これ、特段イベント実施できていた時は
重要な指標ではなかったんです。

なぜ重要ではなかったのかをお伝えすると、
今回の趣旨からは大きくズレてしまうため、
また次回以降に記載します。

気になる方、すいません(>_<)
どーしても気になる方、ご一報を♪

※今回は、広告規制以降、
  「告知バランス率」が最重要ポイントに、
  一変して変化してしまったと仮定して
  この後、お読みください。


そもそも告知バランス率とは、
お客様の滞留時間を3パターンに分類・算出した割合

(A)お客様の滞留時間:強度 → 滞在時間1分以上
(B)滞留時間:中度        → 中間値
(C)滞留時間:弱度                → 滞在時間3秒以下

上記、3つに店内の情報発信を分類して、
どの滞留時間の場所に
告知比重を置かれているのかを
「見える化」する指標として使用します。

(一例)
台周りミニチラシ→(A)分類
風除室イーゼル告知→(C)分類

このように、今回は大雑把に分類していますが、
実はかなり詳細に店内の情報発信を分類します。

※算出方法も本題からブレブレになってしまうので、
  アミューズメントジャパンの連載記事参照ください。
http://www.hpa.co.jp/upload/publicity/tInHWZfjohwy.pdf

そうすると、例えば、
滞留時間:強度の(A)分類が30%
滞留時間:強度の(B)分類が、17%
滞留時間:強度の(C)分類が、53%

上記の告知バランス率となった仮定します。

つまり、上記店舗事例では、お店の情報発信の比重が、
滞留時間3秒以下の弱度(C)の場所に
もっとも高く比重を置いていると言えます。


本題に話を戻しますが、
実は現在9割以上のパチンコ店では、
上記の例題として記載したことが、
真実として起きています・・・・

当社の全国年間1000店舗の調査データ上では、
一般的な告知バランス率の平均は、
強度(A):中度(B):弱度(C)=15%:10%:75%
※2012年1月~12月データ

一方、稼働率60%を超える繁盛店の平均は、
強度(A):中度(B):弱度(C)=30%:50%:20%
※2009年~2012年データ

告知バランス率の比重が全く異なります。


つまり、今回は集客低迷が続いているお店に
焦点を当てて話を続けますが、
ここで言える事は、滞留時間:弱度(C)に

・費用投下
・時間投下
・マンパワー投下

全ての営業オペレーションの軸が、
3秒以下しかお客様が滞在しない場所を中心として、
構成されています。。。

既に、冒頭の写真をご覧頂いていると思います。

あるお店の “ 風除室のイーゼル告知 ”です。
しかし、ほとんどのお店が同様の取り組みをされています。


何が言いたいのか・・・?


つまり、滞留時間の短い場所から
詳細に告知物を広告代理店と打ち合わせを行いながら作成して、
滞留時間の長い場所までは手が回らず、
あっという間に次の新台入替が来てしまい、
また、風除室あたりまでの告知物を作成して、、、

お店づくりが中途半端に経過してしまい、
その結果、滞留時間:弱度(C)の比重が増えてしまうという
情報発信の負のスパイラルに突入しています。

※告知バランス率とは異なる指標の
  鮮度指数という指標で、
  滞留時間における鮮度を見ても、
  実は、滞留時間:弱度の鮮度がもっともいい状態です。

→鮮度指数も、また次回以降にお伝えできればと思います。



しかし、なぜ一体このような現象が起きてしまうのでしょうか?



それは、パチンコ店の過去の習慣が
パチンコ店のスタッフの意識を洗脳しているからです。

なぜなら、今までパチンコ店の集客は言わずもがな、
イベント実施による集客手法であったため、
チラシや郵送DMを基盤として、
店外情報発信から順に作成する傾向があったからです。



そのため、現在も

『チラシ・郵送DM → のぼり → 店頭ポスター 
                   → 店内ポスター → 幕板POP → 台周り告知』

皆様のお店も上記の優先順位
(左が優先順位もっとも高い)で、
情報発信を構築していないでしょうか?



是非、確認してみてください。
上記の順では、滞留時間:弱度に比重が
おのずと置かれてしまいます。

全ての投資は、右からです(^_^)
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