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弊社の社長含め、全国を行脚している社員による、全国パチンコホール様の素敵な取組みや、エリアで感じたことを、思いのままに綴ったブログです。是非ちょっとした休憩にお読み頂けましたら幸いです。               プラスアルファ社員一同
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昨年の11月以降
売り場の書籍「あなたの売り場、太っていませんか?」が出版されて、
非常に業務過多となり、ブログの更新が・・・

●売り場の書籍、引き続き絶賛発売中です!---

http://hpa.co.jp/upload/mail_magazine/pdf/tmp/ECFqjYmETMsV.pdf----


ちょくちょく更新してください!というお声があったものの
気付けば3ヶ月以上放置。。大御所の方から年始挨拶の時に、
「最近、更新してませんね!」と言われて、ドキッ!としたので
慌てて更新しました!ご一読ください(笑)

今回は、アサヒのスーパードライの
パッケージ戦略から広告を紐解きます^^

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アサヒスーパードライのラベルが変わった。



ラベルが変わるほど

キリンビールに肉薄されてきたのか!?

苦しいのか!?と、広告を生業としてきるから

直ぐに集客に結び付けて考えてしまう笑


だから、久しぶりに調べると。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.sankeibiz.jp/business/amp/180711/bsc1807112341012-a.htm%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D

このサイトを参照にすると

キリンビールに迫られて

アサヒは6週連続出荷量減。。


去年の半年前の7月の記事だから

辻褄があう(笑)戦略会議で議論して

実行に移すには大手企業なら半年くらいは掛かるから。


2年半前の20177月。

キリンビールは大きく動いた。

https://www.kirin.co.jp/products/beer/ichiban/topics/article24/



キリンビールの主軸商品である

一番搾りのリニューアル。


拡販させる戦略はダメだなー!と

感じていたが、美味さは上がった。


それが、じわりじわり来て

キリンがアサヒに迫っていたのか。


つまり、ここまでを整理すると

キリンの主軸商品のリニューアルで

大きく動き、肉薄してきたため、

アサヒが慌ててその対抗策を

半年前に考えて生まれたのが

このアサヒスーパードライの

ラベルのリニューアルであった!


というのが、仮説として立てられる。


スーパーの売り場で販売員さんから

過去のアサヒスーパードライと比べて

どうですか?どちらがいいですか?と

新ラベルと旧ラベルの比較を聞かれた。



当然、旧ラベルでしょ!と

心の中で思いながら

そんなこと言っても元も子もないかな

悩んでいたら、それを見かねたのか、

ご年輩の方は片仮名で「スーパードライ」と

旧ラベルには文言が入っていて

分かりやすかった!とお答え頂きます!と

言われたので、「私もそう思います!」と

伝えて、その場を後にした(笑)



 

シンプルにスタイリッシュに。


現在のアサヒスーパードライを飲む

ご年輩の方々には合わないデザイン。


そして、裏面のラベルには

「さらりとした飲み口

    キレ味さえる

    あわば辛口の生ビールです。」と

改めてアサヒスーパードライの強みを明記した。


アサヒスーパードライの

愛飲酒の方々なら

言われなくても分かる事実(笑)


苦し紛れに肉薄されたから

ラベル変更したのかな!と

最初は思っていたが、

結構奥の深いデザイン変更だった。


アサヒ!うん!流石だな!と感じた(^ ^)

二番手のキリンがこのパッケージ戦略を

実行したなら完全な間違いである。


ただし、一番手のアサヒだからこそ

この選択は正しい広告戦略となる。

ラベルおよびパッケージも広告戦略のひとつ


つまり、一番手のアサヒの命題は

新規顧客を増やすことである。


そのためには、アサヒスーパードライを

飲んだことがないお客様に対して

目を引きつけ、手にとってもらうことが

とても重要である。


そのために、ターゲット顧客をズラす

デザイン変更を仕掛けてきた。


アサヒスーパードライのラベルが

変わったからアサヒスーパードライを

飲まない!という離反顧客はおそらく%であろう。


それよりも、未来の未知の顧客に

対するアプローチに舵をきった。


「世界でただひとつ、この辛口」

NO.1戦略を打ち出したパッケー

面白い。


そして、去年の年末の記事では

結局、アサヒがキリンに売上高でも

上回ったという記事が出た。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.sankei.com/premium/amp/171121/prm1711210001-a.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D


パッケージやラベル変更の

裏側には企業の戦略が見え隠れする。


この流れを見ると完全にアサヒは波に乗りそう。


あなたのお店の売り場のデザインは、どれだけ戦略と

ターゲット顧客を踏まえた展開をしていますか?

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売り場の書籍

お待たせ致しました(>_<)
遂に、10月30日に発売開始致します。

執筆から書籍化するまで
二年半くらいかかりました。

少しでも皆様に分かりやすく
届けたい!と強く願った結果が
発売時期をずるずる伸ばすことになりました。。

反省です・・・

その反省を活かして、
プラスアルファのこのブログの読者の方は
特別に最速の先行予約を受け付け致します^^

売り場作りに悩んでいらっしゃるあなた!
広告宣伝規制の強化でどうすれば良いか分からないあなた!
こんな時代に増客できるのか!?と疑心暗鬼なあなた!

成果の生まれる広告に変えるために、
是非、この一冊を手に取って頂き
あなたのお店にいらっしゃったお客様が
ワクワクする売り場に変革して頂くことを
願っております!!!

http://hpa.co.jp/upload/mail_magazine/pdf/tmp/ECFqjYmETMsV.pdf



中身はこんな感じになっております。
ほんの一部ですがご覧頂ければ幸いです。






厳しいですね・・・
北斗無双2

ギリギリ地域1番店はなんとか
お客様がいらっしゃるように見えますが、
地域2番店以降の数字を見ると。。。悲惨です(>_<)

想定通りと言えば、
完全に想定通りですが、
やっぱりダメージは大きいですね・・・

そして、ここから
少し耳の痛くなる話ですが、
各店舗、それを心の中で想定しつつも
大々的にプロモーションを実施してしまいました・・・

2400個プロモーション、半端なかったです(笑)

珍しく当社が実施している
デザイン定期便にも小言が入りました。

「もっとガツーンっとケンシロウなど打ち出して」
「もっと激しく煽るようにデザインして」など。

当社のデザイン定期便のデザインと言えば、

http://www.dentatsuryoku.com/lp/

近日導入のデザイン


  通り過ぎるver        座る場所ver

導入1週目のデザイン



導入2週目のデザイン



ご覧頂いたように
ユリア推し(苦笑)

まさに対極的はデザインです。

ただ、単純に北斗無双2の違いを
ユリアというキャラクターを使って
点から線にして企画しました。

各店舗からすれば、
北斗無双なのだから、
もっとインパクトある
激しいデザインを要望する声があるのも当然です。

しかし、導入後は
小言の連絡を頂いた店舗も
激しく打ち出さなくて良かったですと、
お詫びのご連絡を頂きました。

当社でも激しくインパクトある
打ち出しは行います!

しかし、それはお客様のニーズと
市場の状態など全てを含めて設計します。

今回は、完全に
バジリスク絆があるのに、
バジリスク3は流行らなかったのと
同じ状態なので、インパクトも
激しさも打ち出しませんでした!

デザイン(企画)する上で、
最重要なことは「お客様の信用」です。

お客様の信用を失う情報発信ばかりすれば、
当然、お店からお客様はいらっしゃらなくなります。

多くのお店は、その真実から目をそらし、
激しさばかり・インパクトばかり追い求めます。

この発想が変わらなければ、
広告では集客を伸ばせません。

繁盛店の店長は、その真実をしっかり把握して
対応しています!だから、繁盛店なのです。

http://www.dentatsuryoku.com/lp/


実は、売り場プロモーション診断士検定の
一般受験の枠(座席)、15日くらい前まで
かなり余ってました・・・

昨年、お問い合わせで10名くらいの方々から
売り場プロモーション診断士検定の
一般受験を再開して欲しいという
有難いお声を頂いておりました。

※企業受験は毎年実施しておりました。

折角いただいたお声だから今年は
再開しよう!というところまでは決まり、
会場は16名定員の上野の会場を抑えました。

ただし、色々やることが山積み(完全な言い訳ですww)
グリーンべるとさんの記事で4月に一般受験の告知をしただけで、
それをみて、8名くらい申し込みを頂いておりました。

http://web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=00010377

しかし、8月に突入しても8名の申し込みは増えず、
8月2日または3日くらいに、これは不味いと思い、
告知をしました。

すると、あれよ、あれよと増えて、
16名の定員の会場に入らなくなってしまいました・・・

ということで、会場を下見して、
あーだ、こーだと会場の方と打ち合わせをして、
なんとか申し込みを頂いた受験者の方々の席は
しっかり確保できました!

ご受験頂く方々、ご安心ください^^

ただし、これ以降(8月15日15時以降)に
お申込み頂いた方は
誠に!誠に申し訳ございませんが、
席数不足でご受験頂けませんので、
ご理解およびご了承頂ければ幸いです。

当日の会場までの道順です。

TKP上野駅前ビジネスセンター
東京都台東区東上野3-18−6(6階)

https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/bc-ueno-ekimae/access/
TKP上野ビジネスセンターではないので注意ください。












当日皆様にお会いできること楽しみにしております!


4度目の増台決定
シンフォギア全16台へ

この増台プロモーションいかがでしょうか?

シンフォギアが16台も導入されて
さらに4度目のシンフォギア増台を
謳っており、店舗の強化(推し)機種で
あることが明確に伝達されるため、
良さそうな取り組みではないでしょうか?

※デザイン性は個人の好みによるため議論しません。

ただし…

お客様立場が抜け落ちれば、
良さそうに見える取り組みが
店舗のデメリットを強調してしまう
取り組みに変わってしまいます。

つまり、売り場プロモーションを実施するためには、
商圏内のお客様立場を理解することが重要です!

それを加味せず展開すると、
誇張広告となる危険性があります。

そもそも地域1番店の売り場プロモーションの作り方と
地域2番店以降の売り場プロモーションの作り方は
全く異なります。

地域1番のシンフォギアのシェア率であれば、
上記の取り組みはOKです。

しかし、地域2番店以降であれば・・・✕

実は、上写真の取り組みをしている商圏の地域1番店は、
下写真の売り場プロモーションを実施していました。



増台完了 合計
シンフォギア37台へ

これでは、地域1番店と比較されて4回も増台しているのに、
たった16台しかシンフォギア導入していないのか!?
と、競合店の凄さがより一層際立ちます。。。

(>_<)

現在、多くの店舗の増台プロモーションは
増台の設置台数(増台回数)を中心に打ち出しています。

しかし、繰り返し伝えます。

設置台数を伝達していいのは、設置台数も客数も
地域1番のシェア率を持っているお店だけです。

地域1番店が実施しているから、
自店も同様の取り組みをしてしまう発想こそ、
商圏内からお客様を奪えない、自店が増客しない
状況を自ら作り出してしまっているのです・・・

だからこそ、

増台プロモーションにおいては、
設置台数は絶対に打ち出してはいけません!!!

では、何を広告として打ち出すのか?

一番良い打開策は
増台する機種のプレミアム演出を打ち出すことです。

なぜ、プレミアム演出を打ち出すのか?

それは、まだプレミアム演出を見たことがないお客様へ
プレミアム演出を見たいという欲求を掻き立てるためです。

シンフォギアの増台プレモーションを行い
今までシンフォギアを遊技していない
お客様がご遊技して頂けるとは想定し難いです。

なぜなら、最新台の時にご遊技しなかったということは
そもそもシンフォギアの遊技台に興味がなかったと言えます。

その興味がなかったお客様に
増台だからご遊技してください!と
伝えても、遊技してくれる可能性は極めて低いです。

だからこそ、増台プロモーションの
顧客ターゲットは、新台導入した時、
シンフォギアをご遊技していたが、
最近は他の遊技台を打っており、
なかなか好みの台が見つからない!という
お客様に再度シンフォギアを
ご遊技してみませんか!?と提案することが
大切なポイントとなります。

そして、シンフォギアを
ご遊技しなくなったということは
“大勝”した経験が少ないお客様であることが
想定されるため、プレミアム演出を
見ていない可能性が高いです。

その一方、シンフォギアを遊技している時に、
周囲のお客様がプレミアム演出を出しているのを、
羨ましく眺めていたり、ツイッターで見たりと、
プレミアム演出は知っているため、
潜在的な欲求としてはプレミアム演出を
見てみたい!というニーズはあるはずです!

だからこそ、滅多にお目にかかれない
演出を伝達することが重要となります。

例えば、

シンフォギアであれば、
主人公の響と親友の未来が
涙の再開を果たす名場面が
プレミアム演出であるため、
その部分を増プロモーションとして表現。



そして、その時に未来が言った
「だってこの世界には、歌があるのだから」を
キャッチフレーズとして展開。

増台プロモーションこそ、
プレミアム演出で展開する!

それだけで顧客反応は変わります!

--------------------------



最後に話は脱線しますが、
皆さまポケモンGOという
スマホゲームをしたことはありますか?

ポケモンGOが大流行した時、
やらなかったひとは、今さら
テレビCMでポケモンGOをしませんか?
と言われても、見向きもしないはずです。

初動またはブームになった時に
行動しなかったひとは、
趣味嗜好が合わず興味を
そそられなかった為
ポケモンGOの広告を行っても
その方々はポケモンGOをしてくれません。

上記で述べたように、
増台プロモーションもポケモンGOと
同じ視点で考えれば、増台機種だから
新たに遊技しよう!と思うお客様は
極めて少ないはずです。

売り場プロモーションは確率論です。

だからこそ、確率論が高い方に
注力することが重要となります。
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