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弊社の社長含め、全国を行脚している社員による、全国パチンコホール様の素敵な取組みや、エリアで感じたことを、思いのままに綴ったブログです。是非ちょっとした休憩にお読み頂けましたら幸いです。               プラスアルファ社員一同
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著:野島崇範


久しぶりにパチンコ店のネタを書きます。。。


意味不明なタイトルでスタート(笑)


現在、パチンコ店の売り場づくり、
本当に勿体ない状態なんです。

個人的には結構、危機的状況だと思っています!

では、その事を詳細にお伝えするため、
話は若干ズレますが、話の全体像をまず。

2009年より当社では店舗の
「告知バランス率」という数値を計測しています。

これ、特段イベント実施できていた時は
重要な指標ではなかったんです。

なぜ重要ではなかったのかをお伝えすると、
今回の趣旨からは大きくズレてしまうため、
また次回以降に記載します。

気になる方、すいません(>_<)
どーしても気になる方、ご一報を♪

※今回は、広告規制以降、
  「告知バランス率」が最重要ポイントに、
  一変して変化してしまったと仮定して
  この後、お読みください。


そもそも告知バランス率とは、
お客様の滞留時間を3パターンに分類・算出した割合

(A)お客様の滞留時間:強度 → 滞在時間1分以上
(B)滞留時間:中度        → 中間値
(C)滞留時間:弱度                → 滞在時間3秒以下

上記、3つに店内の情報発信を分類して、
どの滞留時間の場所に
告知比重を置かれているのかを
「見える化」する指標として使用します。

(一例)
台周りミニチラシ→(A)分類
風除室イーゼル告知→(C)分類

このように、今回は大雑把に分類していますが、
実はかなり詳細に店内の情報発信を分類します。

※算出方法も本題からブレブレになってしまうので、
  アミューズメントジャパンの連載記事参照ください。
http://www.hpa.co.jp/upload/publicity/tInHWZfjohwy.pdf

そうすると、例えば、
滞留時間:強度の(A)分類が30%
滞留時間:強度の(B)分類が、17%
滞留時間:強度の(C)分類が、53%

上記の告知バランス率となった仮定します。

つまり、上記店舗事例では、お店の情報発信の比重が、
滞留時間3秒以下の弱度(C)の場所に
もっとも高く比重を置いていると言えます。


本題に話を戻しますが、
実は現在9割以上のパチンコ店では、
上記の例題として記載したことが、
真実として起きています・・・・

当社の全国年間1000店舗の調査データ上では、
一般的な告知バランス率の平均は、
強度(A):中度(B):弱度(C)=15%:10%:75%
※2012年1月~12月データ

一方、稼働率60%を超える繁盛店の平均は、
強度(A):中度(B):弱度(C)=30%:50%:20%
※2009年~2012年データ

告知バランス率の比重が全く異なります。


つまり、今回は集客低迷が続いているお店に
焦点を当てて話を続けますが、
ここで言える事は、滞留時間:弱度(C)に

・費用投下
・時間投下
・マンパワー投下

全ての営業オペレーションの軸が、
3秒以下しかお客様が滞在しない場所を中心として、
構成されています。。。

既に、冒頭の写真をご覧頂いていると思います。

あるお店の “ 風除室のイーゼル告知 ”です。
しかし、ほとんどのお店が同様の取り組みをされています。


何が言いたいのか・・・?


つまり、滞留時間の短い場所から
詳細に告知物を広告代理店と打ち合わせを行いながら作成して、
滞留時間の長い場所までは手が回らず、
あっという間に次の新台入替が来てしまい、
また、風除室あたりまでの告知物を作成して、、、

お店づくりが中途半端に経過してしまい、
その結果、滞留時間:弱度(C)の比重が増えてしまうという
情報発信の負のスパイラルに突入しています。

※告知バランス率とは異なる指標の
  鮮度指数という指標で、
  滞留時間における鮮度を見ても、
  実は、滞留時間:弱度の鮮度がもっともいい状態です。

→鮮度指数も、また次回以降にお伝えできればと思います。



しかし、なぜ一体このような現象が起きてしまうのでしょうか?



それは、パチンコ店の過去の習慣が
パチンコ店のスタッフの意識を洗脳しているからです。

なぜなら、今までパチンコ店の集客は言わずもがな、
イベント実施による集客手法であったため、
チラシや郵送DMを基盤として、
店外情報発信から順に作成する傾向があったからです。



そのため、現在も

『チラシ・郵送DM → のぼり → 店頭ポスター 
                   → 店内ポスター → 幕板POP → 台周り告知』

皆様のお店も上記の優先順位
(左が優先順位もっとも高い)で、
情報発信を構築していないでしょうか?



是非、確認してみてください。
上記の順では、滞留時間:弱度に比重が
おのずと置かれてしまいます。

全ての投資は、右からです(^_^)
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