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著:野島崇範
ユニクロ銀座店のから学ぶシリーズ③
“訴求ポイント数がお店の期待感を生み出す”
ユニクロ銀座店の
12階のヒートテック専門の売り場。
ユニクロ事例の最終テーマは訴求ポイント数
訴求ポイント数とは、--------------------------------------------------------------
=「店内の告知の一貫性・統一性を図る基準値」
=「同系統の情報発信物の告知数をカウントした個数」
◇入店導線/退店導線に区分して、訴求ポイント数のカウントを行う
--------※訴求ポイント数の算出方法は、また次回以降---------------------
つまり、簡単に言うと、
同じ告知(または、類似の告知)を
店内に如何に設置しているかを測定する基準です。
この告知の数量が多ければ多いほど、
お客様の魅力を明確化しやすくなります。
例えば、ユニクロ銀座店の12階では、
上図の2004年~2012年のヒートテックの実物が展示
(※展示物を触れること可能)
ヒートテックの原材料を展示
(※展示物を触れること可能)
最新ヒートテックのコンセプト
12階コーナーのヒートテックのラインナップ数
さらに、シリーズ①/シリーズ②で
添付した写真事例も含めて、
「ヒートテック」という商品をのみの同一情報を
様々な角度からお客様に情報伝達している事が見て取れます。
そのため、訴求ポイント数が高まり、
他の情報が混在・点在せず、
ヒートテックの魅力を最大限引き出しています。
他のユニクロのヒートテックの
売り場コーナーと比較すると、
訴求ポイント数が3倍程度異なります。
さらに、既存店のヒートテックの売上高と比較しても、
銀座店の売上高は、2倍程度異なります。
(※日経MJデータ参考)
つまり、訴求ポイント数の増加=売上高の増加と
相関関係があり、連動していることが分かります。
しかし、現在パチンコ店では、
広告規制以降、大幅に店内の訴求ポイント数が減少しています。
以前までは、当日実施のイベント情報で
店内告知の大半を占めていましたが、
現在では、様々な告知が色々なところに点在しています。。。
それでは、自店の魅力は極めてお客様に伝えづらい環境となります。
自店の「新台入替」の訴求ポイント数は、
25ポイントを越えていますか???
(※上記ポイント数は、350台のお店を想定)