弊社の社長含め、全国を行脚している社員による、全国パチンコホール様の素敵な取組みや、エリアで感じたことを、思いのままに綴ったブログです。是非ちょっとした休憩にお読み頂けましたら幸いです。 プラスアルファ社員一同
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著:野島崇範
前回のブログで、
お客様導線という言葉を分解すると
下記のように、表す事ができるとお伝えしました。
『お客様導線=目×足×手 (順序同列)』
http://plusalpha.ria10.com/Entry/53/
※前回ブログ参照
前回お伝えした事を繰り返し申し上げますが、
上記の順序が重要であり、掛け合わせる順に、
お客様の動きの抵抗力の大きさ(レベル)の低い順に配列。
ただし、ほとんどのお店は、
その順序で “導線=動線” が構築できておりません。
配列順序が逆転しているため、
お客様が行動に移しづらい環境となっています。
では、具体的事例を挙げる前に、
お客様がパチンコを遊技する前の心理をここで記載します。
お客様は、パチンコを遊技するまでに、
--------------------------------
STEP1 どのお店で遊技するか
↓
STEP2 どの機種で遊技するか
↓
STEP3 どの台で遊技するか
--------------------------------
上記のステップを踏んで、
初めて遊技がスタートします。
今回は、STEP1をお話すると、
複雑化してしまうため、
割愛させて頂き、
自店をお客様が選んで頂いた後、
STEP2からお話をします。
尚、今回の事例は新台入替を実施した後の
情報発信をテーマを基に、ご紹介します (^_^)
まず、ほとんど8割以上のお店は、
例えば4月1日パチンコの「大海2」を導入してから、
(1) 店外のぼりで、「新台入替」告知
↓
(2) 店頭イーゼルで、「4月1日 大海2 16台導入済み」告知
↓
(3) 風除室の配置図で、大海2のコーナーに赤字で「新台」と表記
↓
(4) 大海2の島入口前の店内イーゼルで「海キャラクター」表示
↓
(5) 島内の幕板POP・椅子カバー・ドル札で、「新台」告知
一見なんの問題もない導線のように感じます。
しかし、ほとんどのお店が上記の流れで、
お客様にご遊技をして頂く導線として完結!?しています。
本当に、その導線のみで完結していいのでしょうか?
再度、STEP2とSTEP3を思い出してください。
本来なら、お客様導線を考えるのであれば、下記の配列になるべきです。
----------------------------------------------
STEP2 どの機種で遊技するか 「目」→「足」(→「手」)
↓
STEP3 どの台で遊技するか 「目」→「足」→「手」
----------------------------------------------
しかし、上記の(1)~(5)の導線をSTEP2とSTEP3に落とし込むと、
------------------------------------------------------------------
STEP2 どの機種で遊技するか 「目」→「足」 = (1)~(4)
※上記の(1)~(4)の導線には「手」が含まれず
↓
STEP3 どの台で遊技するか 「目」= (5) ※「足」「手」が含まれず
------------------------------------------------------------------
つまり、上記の導線を見れば、
STEP3は「目」からいきなり飛躍して、
「手」の動きに飛ばそうとしています。
********************
厳密には、STEP3は、
「目」→「目」→「足」→「手」→「手」
********************
の導線とならなければ、お客様は行動に移しづらいです。
実は、全国年間1,000店舗以上の調査を行うと、
確実に高稼働店では、上記の導線配列となっています。
つまり、お客様は遊技台を選択する際に、
データ表示機(呼び出ランプ)を基に、
遊技する台を選択します。
そのため、「目」⇔データ表示機の大当り回数などを見て、
さらに、自身が選んだ遊技台の
機種特性(大当り確率/確変/時短など)を
「目」⇔POPなどの掲示物を見ながら比較して、
気になる遊技台の前で「足」を止めて、
「手」⇔データ表示機のボタンを押しながら詳細を確認して、
その行為をお客様ご自身が納得行くまで繰り返し行い、
そして、気になった台に座り、「ハンドル「手」」を握る。
例えば、その一例が上図の写真事例でも表れています。
時差開放などがあった際に、当然≪大当り回数≫は変わります。
そのため、お客様がその時差開放の事実を知らなければ、
≪大当り回数≫が低下=お店が遊技台の釘調整が厳しくなった!?など、
負のイメージにつながり、「目」から「足」・「手」のお客様導線につながりません。
だからこそ、上図のPOPをデータ表示機上に掲示することで、
「目」から「足」→「手」の動きを円滑にするお客様導線を構築しています♪
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